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 【新開発】
 新型RRDBグレステンブレーキ発表!(従来ディスクブレーキ対応型)
   (RRDB:リレーティブ・ロータリー・ディファレンシャル・ディスクブレーキ


 従来型ディスクブレーキ装置対応型ユニット発表2006年5月
   ディスクブレーキの制動トルクが働く摩擦境界面の回転速度を小さくして、
   温度上昇を大幅に低減する、全く新しい概念の技術です。

 



 〔 作動原理
 
   1.減速作用は軸圧制御Fにより全ディスクの摩擦境界面に面圧Pが働きます。
   2.全ディスクに面圧が働くと、摩擦境界面1,2及び3,4間に摩擦による回転阻害応力
     が発生し、減速作用が働きます。

   3.この時の摩擦境界面の回転速度V0は、車輪軸に固定されているブレーキディスク1の
     回転数V1、ブレーキディスク2の回転数V2(この場合はゼロ)、自由回転ディスク数を
     N(この場合は1)とすると、次の数式@による回転数となり、小さな回転数となります。

   4.摩擦境界面の回転速度が小さくなるとディスクの温度上昇は比例して小さくなります。
     この現象がフェード現象防止効果を高め、超高速時の常用ブレーキ使用を可能にした
     世界初の新技術です。

   5.摩擦境界面の回転速度・・・V0=(V1-V2)÷(N+1)・・・@
   6.数式から自由回転ディスクの数を多くするとV0は逆比例して小さくなる。
   7.ここに、ブレーキ力f、制動トルクTf、接触面の内外径、d1,d2,平均直径d、摩擦係数μ、
     軸圧の力F、許容面圧Pとすると

         ブレーキ力:f=NμF=Nμ(π/4)(d2^2-d1^2)P [kgf]
         制動トルク:Tf=(d/2)f=((d1+d2)/4)Nμ(π/4)(d2^2-d1^2)P [kgf・mm]
   8.尚、従来ブレーキの単板ディスクは、摩擦境界面数は2である。
   9.グレステン・ブレーキの場合(組図ー1)は摩擦境界面数が4である。したがって、
     ブレーキ力を低下することなく減速時のディスクの温度上昇を小さくする事が出来る。

   ▲ 概念実証の・・・仮説



 開発効果
 
   実用化された場合、「通常〜超高速制動停止時のディスク温度上昇」が、従来型の
   1/2、1/3、・・・以下に抑えることが出来る。(実証実験にて確認済_DETAIL DATAへ
   よって、
   @ 常用ブレーキは無論、超高速走行時の緊急ブレーキとしての使用も可能で、
     優れたフェード現象防止効果を発揮できる。
   A 熱影響部品の疲労破壊防止効果、等、優れた安全性・耐久性を発揮できる。
   B 減速時の「燃料停止技術、ABS技術等、総合的安全システム」との相乗効果で
     優れた省エネ、CO2削減効果を発揮する。
   C ジャンボジェット機の小型軽量化(逆噴射装置不要化)と大きな省エネ効果・総合的
     経済効果を発揮できる。 ・・・etc



 


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